ストレッチは身体を柔らかくするためにとても身近で、安全な運動です。目的に合った方法・タイミングで行えば、さらに効果的!
ストレッチ4つの分類
スタティックストレッチ(静的ストレッチ)
筋肉をゆっくり一方向に伸ばすのが静的ストレッチの特徴です。
静的ストレッチの基本動作では、筋肉を関節可動域の限界までゆっくりと引き伸ばし数十秒間キープさせます。主に運動後のクールダウンにオススメで、筋肉痛を和らげる効果があるとされています。
ダイナミックストレッチと
バリスティックストレッチ(動的ストレッチ)
関節を多方向に動かしながら筋肉を伸ばすのが動的ストレッチの特徴です。
腕や足をさまざまな方向に動かしたり、ねじったり、曲げ伸ばしたりします。バリスティックストレッチでは、反動を利用して筋肉を大きく引き伸ばします。主に運動前のウォーミングアップにオススメで、トレーニング効果の向上、ケガの予防に効果があるとされています。
パートナーストレッチ
パートナーについてもらうことで、より大きな可動域を伸ばせるのでさらに効果的ですが、パートナーには高い技術が求められます。
それぞれのストレッチを場面ごとに使い分けることで、運動前後のウォームアップやクールダウン・健康の保持や増進・リラックス・疲労回復・ダイエットなどにも効果が期待できるとされています。
ストレッチで柔軟なカラダに
ストレッチを継続すると関節の可動域が広がりやすくなり筋肉の緊張状態がほぐれやすくなります。
リラクゼーション効果
全身のストレッチを30分程度行い、その前後で脳波や自律神経活動を測定する実験がありました。その結果、前頭葉で発生するα波の増加や心拍数の低下が認められたそうです。
ストレッチには副交感神経の働きを優位にさせ、リラクゼーション効果をもたらす働きがあることが実験によって証明されました。